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薩摩藩主だった島津家の別邸として使われ、国の名勝に指定されている「仙巌園」(鹿児島市)の庭園を、第11代藩主・島津斉彬や斉彬の養女、天璋院篤姫らが訪れたとされる江戸末期の状態に戻す修景作業がほぼ完了した。伸びた草や樹木を伐採することで、隠れていた岩が姿を見せるなど観光客に好評だ。
仙巌園は万治元(1658)年に造られ、敷地面積は約5万平方メートル。一望できる桜島と錦江湾を、築山と池に見立てた雄大な借景が最大の特徴。しかし、植物が生い茂り庭園内の池の石組みが見えなくなっていたことなどから、文化庁の視察団が平成15年に「大名庭園として使われていたころの状態で管理してほしい」と指摘していた。
明治初期から中期ごろの写真や島津家に残された江戸時代の資料を参考に、岩を覆うコケを取り除いたり、堆積(たいせき)した火山灰を除去したりした。その結果、屋敷の内部からも桜島を見た気分になれるよう、よく似た形の岩を建物のそばに配置していたことが新たに分かったという。
産経新聞から
芸術ですよね
仙巌園は万治元(1658)年に造られ、敷地面積は約5万平方メートル。一望できる桜島と錦江湾を、築山と池に見立てた雄大な借景が最大の特徴。しかし、植物が生い茂り庭園内の池の石組みが見えなくなっていたことなどから、文化庁の視察団が平成15年に「大名庭園として使われていたころの状態で管理してほしい」と指摘していた。
明治初期から中期ごろの写真や島津家に残された江戸時代の資料を参考に、岩を覆うコケを取り除いたり、堆積(たいせき)した火山灰を除去したりした。その結果、屋敷の内部からも桜島を見た気分になれるよう、よく似た形の岩を建物のそばに配置していたことが新たに分かったという。
産経新聞から
芸術ですよね
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