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奈良のシカ保護へ検定を企画、食生活や習性50題
奈良公園一帯に生息する国の天然記念物「奈良のシカ」についての知識を問う初の検定を、地元の学生らでつくる保護グループが企画、近く、実行委員会を結成する。
観光客の捨てた菓子の空き袋を食べ物と間違え、食べて死ぬケースも多いことに心を痛め、保護のためにはまず知識を持ってもらおうと考えた。
大学や奈良市、春日大社などにも協力を呼び掛け、まちぐるみで奈良のシンボルを守る機運を高めたい考えだ。
「奈良のシカ」は約1200頭おり、寿命は12~15歳。自治体などの補助を受け、運営する財団法人「奈良の鹿愛護会」(大川靖則会長、11人)がシカが食べないようごみを拾ったり、病気のシカを施設に保護して治療したりしている。
寿命もあるが、年間約300頭が死亡。2005年の場合、7月から1年間に病気で97頭、交通事故で74頭など302頭が死んだ。
奈良県立大3年の浜田夏実さん(21)ら9人は、愛護会が慢性的な人員不足で目が行き届かず、困っていることを知り、1月に、同会を支えようと「奈良のシカまもり隊」を結成、一緒に保護活動を始めた。現在は主婦や看護師らも加わり、25人。
観光客がシカに菓子を与える姿を抵抗なく見てきたが、愛護会の職員から「弁当を食べて死ぬ例も多い」「菓子に含まれる塩分はシカには有害」と聞いた。死んだシカの胃には、ほとんど菓子袋などのごみが入っていることも知った。
「まもり隊」はこうした実態を踏まえ、シカの食生活や習性などの質問50題を出題する予定で、来年中の実施を目指す。隊長の浜田さんは「保護を担う次世代の『シカマスター』の育成につなげたい」と話す。
YOMIURIより
何でも食べちゃうんだものねぇ。
奈良公園一帯に生息する国の天然記念物「奈良のシカ」についての知識を問う初の検定を、地元の学生らでつくる保護グループが企画、近く、実行委員会を結成する。
観光客の捨てた菓子の空き袋を食べ物と間違え、食べて死ぬケースも多いことに心を痛め、保護のためにはまず知識を持ってもらおうと考えた。
大学や奈良市、春日大社などにも協力を呼び掛け、まちぐるみで奈良のシンボルを守る機運を高めたい考えだ。
「奈良のシカ」は約1200頭おり、寿命は12~15歳。自治体などの補助を受け、運営する財団法人「奈良の鹿愛護会」(大川靖則会長、11人)がシカが食べないようごみを拾ったり、病気のシカを施設に保護して治療したりしている。
寿命もあるが、年間約300頭が死亡。2005年の場合、7月から1年間に病気で97頭、交通事故で74頭など302頭が死んだ。
奈良県立大3年の浜田夏実さん(21)ら9人は、愛護会が慢性的な人員不足で目が行き届かず、困っていることを知り、1月に、同会を支えようと「奈良のシカまもり隊」を結成、一緒に保護活動を始めた。現在は主婦や看護師らも加わり、25人。
観光客がシカに菓子を与える姿を抵抗なく見てきたが、愛護会の職員から「弁当を食べて死ぬ例も多い」「菓子に含まれる塩分はシカには有害」と聞いた。死んだシカの胃には、ほとんど菓子袋などのごみが入っていることも知った。
「まもり隊」はこうした実態を踏まえ、シカの食生活や習性などの質問50題を出題する予定で、来年中の実施を目指す。隊長の浜田さんは「保護を担う次世代の『シカマスター』の育成につなげたい」と話す。
YOMIURIより
何でも食べちゃうんだものねぇ。
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