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住宅金融支援機構:借入20年以下なら金利低いローン導入
旧住宅金融公庫が衣替えする形で1日発足した独立行政法人「住宅金融支援機構」の島田精一理事長は2日会見し、借入期間が20年以下なら金利を低くする新しい長期固定型住宅ローンを夏にも導入する方針を明らかにした。現在は借入期間による金利差は設けていないが、品ぞろえを充実することで利用者の取り込みを図る。
新ローンは民間金融機関と提携した住宅ローン「フラット35」(借入期間35年)を基に借入期間を15~20年にした「フラット20」(仮称)。現行の市場金利が続くとした場合、「35」より約0.2%程度低くなる見通し。例えば、2000万円を20年固定金利で借りると、返済総額は「20」が「35」より約48万円少なくなる。
同機構は、民業圧迫批判があった直接融資型の住宅ローンからは撤退し、主力業務は約46兆円の既存貸し出し債権の管理・回収とフラットシリーズの提供になる。利用者が現在借り入れているローンの条件に変更はない。
これまで同機構は、調達金利より貸出金利が低いことで生じる逆ざやを年間約4000億円に上る一般会計からの補給金で穴埋めしてきた。07~11年度に常勤職員を10%、一般管理費を15%削減し11年度までに単年度黒字化して補給金から脱却したい考え。
リストラのほか業績向上に向け「20」のような新ローンも導入するが、民間金融機関の商品と競合し民業圧迫の批判を招く恐れもある。【増田博樹】
毎日新聞 より
金利は重要だよぉ。
旧住宅金融公庫が衣替えする形で1日発足した独立行政法人「住宅金融支援機構」の島田精一理事長は2日会見し、借入期間が20年以下なら金利を低くする新しい長期固定型住宅ローンを夏にも導入する方針を明らかにした。現在は借入期間による金利差は設けていないが、品ぞろえを充実することで利用者の取り込みを図る。
新ローンは民間金融機関と提携した住宅ローン「フラット35」(借入期間35年)を基に借入期間を15~20年にした「フラット20」(仮称)。現行の市場金利が続くとした場合、「35」より約0.2%程度低くなる見通し。例えば、2000万円を20年固定金利で借りると、返済総額は「20」が「35」より約48万円少なくなる。
同機構は、民業圧迫批判があった直接融資型の住宅ローンからは撤退し、主力業務は約46兆円の既存貸し出し債権の管理・回収とフラットシリーズの提供になる。利用者が現在借り入れているローンの条件に変更はない。
これまで同機構は、調達金利より貸出金利が低いことで生じる逆ざやを年間約4000億円に上る一般会計からの補給金で穴埋めしてきた。07~11年度に常勤職員を10%、一般管理費を15%削減し11年度までに単年度黒字化して補給金から脱却したい考え。
リストラのほか業績向上に向け「20」のような新ローンも導入するが、民間金融機関の商品と競合し民業圧迫の批判を招く恐れもある。【増田博樹】
毎日新聞 より
金利は重要だよぉ。
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