サブプライム関連損失

　【ロンドン藤好陽太郎】スイス金融大手ＵＢＳが６日発表した０８年１～３月期決算は米低所得者向け高金利住宅ローン（サブプライムローン）関連損失が過去最大の約１９５億スイスフラン（約１兆９５００億円）に上り、１１５億３５００万スイスフラン（約１兆１５００億円）の最終赤字となった。最終赤字は０７年７～９月以来３四半期連続。

　ＵＢＳは約１兆６６００億円の資本増強を行うほか、５５００人の人員削減に踏み切る。

　資本増強は、すでにシンガポール政府投資公社（ＧＩＣ）などから調達した２兆円弱を加えると、累計約３兆６０００億円に上る。また人員削減は投資銀行部門だけで２６００人で、昨年実施した１５００人の削減と合わせ７０００人規模となる。

毎日新聞　2008年5月7日

アメリカもバカだな